以前より相鉄線の鶴ヶ峰駅前の道路について、慢性的な渋滞が問題となっていました。その為横浜市が「鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業」として事業調査を2年かけて行っていたのですが、この度調査結果として立体交差方式の決定を発表されました!
相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業について
立体交差事業の理由
- 踏切における慢性的な渋滞が解消
- 災害時等における緊急活動が迅速化
- 駅周辺のまちづくりが進展
この3項目を目的とされています。私も鶴ヶ峰駅周辺に何度も言ったことがあるのですが、やはり駅前の通りは踏切のせいで渋滞が多く発生してます。近くにまわり道があるわけでもないので車で鶴ヶ峰駅に近づこうとは全く思いません・・・
鶴ヶ峰駅付近の連続立体交差は地下化で事業を進める事で決定
横浜市から「(仮称)相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」と発表されています。
<事業概要>【区間】相模鉄道本線 鶴ヶ峰駅付近(西谷駅~二俣川駅間)【延長】約2.7km【構造形式】地下方式【踏切除却数】10箇所(開かずの踏切※5箇所)※開かずの踏切…ピーク時1時間あたり40分以上遮断している踏切【事業主体】横浜市
地下方式の選定理由
今後の事業予定
- 2001年に着工準備採択
- 2002年6月5日に都市計画決定
- 2002年9月13日に事業認可
- 2017年3月9日に下り線高架化完了
- 2018年秋に上り線高架化完了予定
鶴ヶ峰駅周辺の地下化による期待
今回の発表により、鶴ヶ峰駅の駅自体も地下化されるのは間違いないでしょう。
鶴ヶ峰駅周辺の地下化によって私が希望する事を書いてみました。
- 駅から歩いて200mも離れているバスターミナルを駅に直結。
- 自家用車の一般車乗降場を設置。
- 地下化完成後の地上の線路跡も活用した駅周辺の商店街の再開発。
鶴ヶ峰駅は周辺にお店も多く、スーパーも複数あるので駅周辺はかなり便利です。しかし駅から少し離れると坂が多く、できれば車で駅前に家族を送り迎えしたいと思う人は沢山いると思います。でも駅前の渋滞のおかげで通勤時は駅周辺に車で近寄るのは非常に躊躇う・・・。
これが駅の地下化により踏切がなるなると車で送り迎えしやすくなるのは非常にメリットで、駅から少し離れた住宅でも売れる可能性が出てきます。
完成まではかなりの期間が必要と思いますが、駅周辺の価値上昇が期待できると思います。
ちなみに小田急線の下北沢駅は最近地下化しましたが、線路跡地の利用法は結構揉めたようで、結局は通路と緑地・小広場、立体緑地を作ることになったそうです。線路跡地は細長い形状なので大きな建設物も建てられず、利用が難しいのかもしれませんね・・・。