相鉄直通線の停車駅と駅間の所要時間をまとめてみた!

相鉄線

相鉄直通線については相鉄線の公式サイトでは主要駅からの所要時間が紹介されています。

ただし、駅間の所要時間の掲載がないので、主要駅以外の到着時間が判らず、今後どの程度影響があるか判り辛いですよね・・・。

今回は参考レベルで直通線の新ルートの所要時間を二俣川駅を基準に検討してみました。

JR直通線の所要時間について

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JR直通線は、西谷駅から新駅の羽沢駅を経由し、貨物線を利用して武蔵小杉付近で横須賀線の線路に合流するルートになります。JR直通線の所要時間を主要駅の二俣川駅を基準に検討してみました。

 

【新宿駅行】

二俣川~鶴ヶ峰 (3分)~西谷(5分)~羽沢(8分)~武蔵小杉(24分)~西大井(30分)~大崎(34分)~恵比寿(38分)~渋谷(39分)~新宿(44分)

 

【東京駅行(もし東京駅直通になった場合】

二俣川~鶴ヶ峰 (3分)~西谷(5分)~羽沢(8分)~武蔵小杉(24分)~西大井(30分)~品川(34分)~新橋(39分)~東京(42分)

 

西谷~羽沢駅間の所要時間

西谷~羽沢駅間は約2.7キロです。東西線の南砂町~西葛西駅間が同じ2.7キロなので、こちらの駅間3分と同じ時間と仮定しました。

 

羽沢~武蔵小杉駅間の所要時間

羽沢~武蔵小杉駅間は2チャンネル情報だと「おはようライナーの通過時間13分30秒に余裕時間を足して15分と算出」との事でした。

おはようライナーとは「おはようライナー小田原」「ホームライナー小田原」「湘南ライナー」と複数の名称があり、小田原~東京間を結ぶ座席定員制の列車の事です。

実はおはようライナーは現在でも東海道貨物線を使用する列車で、相鉄線のJR直通線が羽沢駅から乗り入れる予定の貨物線を使用しているのです。なので一部の鉄道ファンさん達や通勤の方々は羽沢駅から武蔵小杉へのルートをすでに経験している訳です。

羽沢~武蔵小杉間は距離にすると約17キロです。Google Earthで距離を測定できる機能があるのでそちらで測定しました。

東海道本線の横浜~大船間が約17キロで約15分。時間的には合っていそうです。

ちなみに、羽沢~武蔵小杉の前の新川崎駅は止まらないと考えています。貨物線と横須賀線の線路は新川崎駅では並行で走っているそうで、貨物線の線路に新設のホームか、線路に分岐を作らないと無理なようです。新川崎駅に止めるメリットはあまりないのでおそらく止まらないでしょうね。

東京駅方面にJR直通線が行く可能性は50%程かもしれません。まだ検討中とのことです。

 

東急直通線の所要時間について

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東急直通線は西谷から新駅の羽沢駅・新横浜駅・新綱島駅まで新線を利用し、東急目黒線の日吉駅に直結されるルートになります。

東急直通線の所要時間を主要駅の二俣川駅を基準に検討してみました。目黒駅から直通運転している東京メトロ南北線都営地下鉄三田線が相鉄線まで直通されるかはまだ決まっていませんが、目黒駅で折り返し運転ができないので、おそらく直通運転されるかと思います。

東横線には直通運転しないのかについては、公式サイトでも渋谷駅への所要時間がJR直通線に記載してある事からしても、ほとんど行わないと思われます。

 

【目黒駅行】※目黒線内の駅間は省略

二俣川~鶴ヶ峰 (3分)~西谷(5分)~羽沢(8分)~新横浜(12分)~新綱島(16分)~日吉駅(19分)~目黒駅(38分)

 

【目黒駅から南北線に直通した場合の所要駅への時間】

二俣川~鶴ヶ峰 (3分)~西谷(5分)~羽沢(8分)~新横浜(12分)~新綱島(16分)~日吉駅(19分)~目黒駅(38分)~溜池山王(50分)~飯田橋(59分)

 

【目黒駅から三田線に直通した場合の所要駅への時間】

二俣川~鶴ヶ峰 (3分)~西谷(5分)~羽沢(8分)~新横浜(12分)~新綱島(16分)~日吉駅(19分)~目黒駅(38分)~大手町(54分)~水道橋(60分)

 

羽沢~新横浜駅間の所要時間

羽沢~新横浜駅間の距離は約4.3キロです。東急田園都市線の溝の口~鷺沼駅間が4.3キロで急行利用時の場合は駅間4分なのでこちらと同じ時間と仮定しました。

新横浜~新綱島駅間の所要時間

新横浜~新綱島駅間の距離は約3.6キロです。JR東海道線の藤沢~辻堂駅間が3.7キロでこちらの駅間4分と同じ時間と仮定しました。

新綱島~日吉駅間の所要時間

新綱島~日吉駅間の距離は約2.2キロです。JR中央線の武蔵小金井~国分寺駅間が2.3キロでこちらの駅間3分と同じ時間と仮定しました。

 

こうやって各駅間の時間を計算してみると、相鉄が公表している主要駅の所要時間とほとんど一致しました。駅間の距離で比較した他の鉄道とは運行速度が異なったり、カーブで減速する箇所など単純に距離で比較すべきではないのですけどね。

東急直通線の二俣川~目黒駅間が1分ほど差分が出ましたが、これは誤差の範囲と思っていいかなと。(^_^;)

相鉄直通線は各駅停車!

朝の通勤時間帯の想定ですが、JR、東急共に直通線は各駅停車だと思います。二俣川から海老名・湘南台方面の方にとっては二俣川より先の鶴ヶ峰・西谷・羽沢駅は通過してかまわないと思ってしまうかもしれませんが・・・。

直通線に急行・特急を設定した場合

例えば特急・急行を直通線に設定して、二俣川から二駅通過して次の停車駅を羽沢駅に設定した場合、東京方面への乗車時間が短くなって便利になりますね!

ただし、鶴ヶ峰・西谷駅と上星川・和田町・星川駅利用者が直通線を利用するのに二俣川駅まで戻らないといけません。これはとても不便・・・。

それに二俣川駅に乗換客が集客するのも得策ではないと思ってます。

何故なら現状で朝の通勤時間帯で急行を待つ列が長い所だと1ドア辺り16人位いて列が長くなっている状況です。これ以上ホーム上に人が待つ状況だと電車が遅延した際に人であふれかえるかと思うんですよね。

それよりも、二俣川駅では海老名方面から来て直通線で東京方面に向かう人と、湘南台から急行で横浜に向かう人が乗換で利用し、西谷駅では上星川・和田町・星川駅辺りの利用者が直通線に乗り換えできるようにする方が利用者の分散が出来て良いかと思います。

湘南台を直通線始発になると、海老名方面の方は二俣川で直通線に乗り換えるか、そのまま急行で横浜に向かうかの2通りが選択できるかと思います。

海老名・大和方面の方は今後小田急線が便利になるので、東京方面は小田急線を使い、横浜には相鉄線の急行を使うのではないかな?と想定しています。

海老名方面からの相鉄線への乗車数は減る可能性が考えられますが、その分はまだ乗車数に余裕のあるいずみ野線の再開発を進めることで、全体の乗車数を確保するのではないかなと思ってます。

相鉄グループとしては東京直通線に人の流れが集中してほしい訳ではなく、横浜駅も合わせて利用してほしいはずです。そう考えると直通線は各駅停車にするほうが都合が良いのではないでしょうか。

 

今回もあくまで私の想定範囲ですので、間違っていたり、予想から外れたらごめんなさい~!

コメント

  1. 目黒線民 より:

    東急線方面から目黒駅折り返せますが…。
    というか、目黒始発は今も折り返してます。

    • 相太 より:

      目黒線民様
      コメントありがとうございました。
      私の知識不足で申し訳ないのですが目黒駅の島式ホーム1面2線だと基本は折り返し運転を
      目的としていないかと思っていました。
      日吉方面への目黒駅始発は1日3本あるようですが、そちらが折り返している
      という事でしょうか?

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