家のインターネット用光回線の光ケーブルを家の外で電線工事の人が切断してしまい、翌日に修理することになったのですが、懸念点がひとつありまして・・・。
我が家が光ケーブルを切ってないにも関わらず、修理代は一度我が家が負担しないといけないこと!
切断してしまった関〇工の方々は後日必ずお支払いしますと言っていますが、これは絶対どうにかして阻止したいです。
朝一に、まずはこれを解決しないと危ないなと危機感を感じたのでした。
なぜ修理代の請求を我が家を通して一度支払することが危険なのか?
私達の自宅の光回線は、NTT光回線のコラボレーションモデル事業である「@スマート 光」を使用しています。
今回我が家に引き込まれている外部の光ケーブルはNTT資産ということになるはずです。
おそらく、NTTの設備を管理する側としては、相太家に引き込まれている光ケーブルを切断したのだから、接続先の相太家の情報を元に修理手配をしているのでしょう。
今回相太家に一度請求が来るという話を前提にすると、作業が終われば形式的にでも「相太家に引き込んでいる光ケーブルの修理」という名目で同意書にサインを求められるはずです。
この同意書サインが内容によっては危ない!!絶対したくないんです!
それくらいどーだっていいじゃん?
って思う人は、詐欺に逢いやすい人だと思います。。。
なぜかというと、我が家が切断した事実がないにも関わらず、切断したことによる修理を「相太家が過失を認めてサインした」ことになりかねないからです。
おそらく99%はそんな心配もいらず問題なく作業も終わるでしょう。
でも、関〇工の人が支払うという保証は正直どこにも無いんですよ。
修理をしたものの、その後関〇工の人と連絡が取れなくなったり、いきなり方針が変わって、会社として修理代を支払うことができなくなったと言われたらどうするのか?
書面を残すとエビデンスとして残りますから我が家に全部負担が来ます。
しかも修理代というお金以上に嫌なのが・・・
NTTに我が家がケーブルを切断した実績が書面上で残る可能性がある事!
今後工事の履歴をたどると、書面上では「相太家がケーブル切断の修理を依頼し、それに対して支払いを行った」という可能性がある事。
責任が我が家に向かう可能性があるのは絶対避けたい。
「@スマート 光」に電話してみた
朝9時にさっそく「@スマート 光」の問い合わせ窓口に連絡を入れました。
@スマート担当者さん「承知致しました。契約内容と現在の状況を確認しますので折り返しお電話しますね」
1時間後・・・。
@スマート担当者さん「履歴を確認したのですが、弊社を通して作業の依頼は来ていないです。」

@スマート担当者さん「すでに工事の手配をされているというお話ですので、今からNTTへ連絡しても伝達に時間がかかる可能性があります。実際に工事を行う担当者に直接私の方から会話させていただきますので、工事を行う前に電話を取り次いで頂いてもよろしいでしょうか。」
@スマートって光コラボの会社としては超マイナーなんですけど、担当者さんがよいのか、電話対応が凄く的確で安心でした。ひとまずホッとします。
工事の手配を行った関〇工の方から今日作業に来られる作業員の人へ連絡してほしかったのですが、昨日調整を行った関〇工の方は夜勤明けになるそうで、NTT修理工事の際の担当は別の方に引き継ぎになったのですが、その人の連絡先が判りません。
正直言うと、関〇工さんの対応には「?」ばかりです。どの会社の担当者さんは誰なのか、関〇工の連絡先はどこなのか。こちらに情報がないのです・・・。情報がないのは不安です。
もう関〇工側の対応を当てにしていたらどうなるか判らないので直接こっちが動いた方が早い。
鉄子に工事をする前に作業する業者さんに請求先について調整したいから、今からいう@スマートの〇〇さんの連絡先に電話貰えるように取り次いでもらうように伝言しました。
そしていざ工事が始まる前に鉄子からのLINEが・・・。

えぇ???
関電工の方は前日「相太さんの家に請求が来るのでひとまず立て替えてください」って言ってたじゃないか。
おっと、会社名が(笑)
私が@スマートの担当者さんや鉄子と調整していた約1時間を返せ~!って言いたいくらいです。
正直この時点で関〇工さんへの不信感がMAXでした・・・。
光ケーブルの交換工事について
NTTの工事業者さんが状況を見てすぐわかったのは、家の中から光ケーブルを引き直しが必要とのことでした。

いざ作業に入ると、工事作業は思ってたよりもずっと苦戦したらしいです。
切れたケーブルの状態確認かな?
電柱に新しいケーブルを引いている様子。
古いケーブルを引き抜いた後、なにかに詰まってしまい新しいケーブルが入らなかったそうで・・・。。
CD管かPF管の中に光ケーブルを通すんだろうけど、何に詰まったでしょうか。
工事業者さん曰く、小動物が葉っぱや木くずなどを詰めてしまうことがあるとの事。
(まぁ、私はケーブルが通らないと電話で連絡貰った時にうすうす想像していました。)
結局2時間近く悪戦苦闘してケーブルは無事通ったそうです。
管の中から出てきたゴミは・・・。やっぱりこれでした。
鉄子は見てもさっぱり判らなかったそうです。
これ、我が家の断熱材であるセルロースファイバーだね。
ケーブルが通らず、管に詰まったと聞いたとき、ピンと来たんですよね。
ちなみに我が家のコンセントボックスの処理はこんな感じ。コンセントボックスを外すとセルロースファイバーがチラッと見えます。
まぁこれを伝えたところで管の詰まりが取れるわけではないので連絡はしなかったけど・・・。
我が家は機密性能を上げるためのコンセントなどの気密処理を行っていません。
出典:日経ホームビルダー 2019年1月号
気密処理に関しては実は我が家のやっとけばよかったの後悔ポイントの一つでもあります。
実はコンセントボックスを通して、湿気のような床下の匂いが部屋に入ってくることがあるらしいんです。
今思うと、断熱材をセルロースファイバーに替えるより、断熱材は一般的な発泡ウレタンで、高気密高断熱仕様の家にすればよかったなぁ~って思うんです。私の家を建てて頂いたアコルデさんは2016年当時は100万円前後の増額で高気密高断熱仕様にできました。
気密シートで配管などの処理を行っていれば、床下の匂いも来ないだろうし、今回の詰まりの原因にもならなかったんじゃないかな・・・。思わぬ副産物って感じですね。
とりあえず工事業者さんが苦戦しながらも無事光ケーブルの交換作業が終わりました。
途中ケーブルが通らず結構焦ってたようで、作業員の人自体がヒヤヒヤしたそうです。
業者さん、お疲れ様でした!!!
ちなみに、関〇工の方は作業中にお一人が外で待機して頂いたそうです。
工事は無事終わりましたが、私は一つ引っかかったことがあったので鉄子に関〇工の担当者さんに質問してもらいました。
工事が終わった後の関〇工さんへの確認事項

関〇工さん「おそらく@スマートの担当者さんが工事のことに慣れてなくて請求が相太さん達に行くって説明しちゃったんじゃないですかね?」
はぁぁぁ??????????
言ってはいけないことを言っちゃいましたよ・・・。
上記の発言をLINEで鉄子から聞いたときに私の堪忍袋の緒が切れちゃいました!
関〇工さん。何にもわかっちゃいないぞ!
【関電工さんからの対応時系列】
<ケーブル切断当日>
- ケーブルが切れてしまった
- ケーブル交換する為の光回線の契約情報を教えてほしい
- ケーブル交換の手配を翌日にした。(どこの誰に調整したのか連絡はなし。)
- 確実ではないがケーブルは外から交換できそう
- もし外から交換できなかったらその次の日に工事の手配は行う
- ケーブル交換の請求は一度相太家にいくと関〇工さんから説明有り
- 上記を調整した担当者は夜勤の為、引き継いで別の担当に代わる(名前は聞いたけど連絡先は伝えてもらっていない)
<ケーブル交換日>
- 相太が@スマートに連絡。工事の連絡は@スマートには来ていない
- 工事業者は関〇工に請求が行くことになっていることを認識している
- 関〇工の対応者はケーブル交換を手配した先の会社や担当者を知らない。
私にはもう大体今回の状況が判っていたのですが、鉄子や息子君が大変な思いをしたので家の責任者としてきちんと言う事は言わなくてはいけないと決心!
担当を引き継いだ関〇工の方は詳細を知らず気の毒だったとは思いますが、きつめの口調でしっかり言いました。


そのあと15分位に@スマートの担当者さんから電話が来ました。
@スマート担当者さん「先ほど関〇工の〇〇さんからお電話があり、関〇工さんのほうから@スマートへ連絡したかの確認を頂いたのですが、弊社の問い合わせ窓口担当の者全員にヒアリングし、前日にお電話を受けていないことと、複数ある電話機の履歴を全て確認し、関〇工さんからのお電話番号が無かったことを確認しました。」

やっぱりなぁ・・・。@スマートさんの対応は完璧でした!
その後、関〇工の方から電話がありまして・・・。
関〇工さん「相太さん、前日に対応した弊社の〇〇に確認が取れ、@スマートではなくNTT側に直接調整を行ったという事でした!」
はい。そんなの私はすでに想定済みですよ・・・。@スマートが知らないってことはNTTに直接連絡したことなんて午前中の段階でね。
なんで最初にどこへ調整したのかを知らないで今日の立ち会い来ちゃったのかな・・・。NTTの業者の方がもし当日来れなかったり、緊急の連絡したかったらどうすんのだ??





って普段怒らない私が熱くなってついキツめに発言してしまいました・・・。
言い過ぎたかなぁ・・・。
数日経って冷静になって感じたのは、関〇工の方々は現場工事のプロであってトラブル対応や連携には不慣れだったという事です。
関〇工の方々は精一杯どうにかしようという姿勢はありましたが、人相手の調整は難しかったのかもしれません。
最後に・・・・。
今回のことは家族3人正直苦労しました。
2日間振り回されて疲れました。
でも正直もうこれ以上何かを望んではいません。
関〇工の方に改めて謝れとか、担当者の方に処罰など全く望んでいるわけではないです。
これを経験に次に同じことが無いようにしてもらえれば十分です。
ブログに掲載したのは、そうゆうトラブルが発生したときは、工事を行っている現場の担当者さん自体はトラブル対応に慣れていないので過度の期待は持たない方が良いということです。彼らは調整などの経験があまり無いので、うまくいかない場合のほうが多いと思います。
私自身が通信業界のプロの配線工事屋さんと10年以上仕事しましたが、彼らはやはり工事に関してはプロですが、対外的な調整はあまり得意としていませんでした。
それは住宅業界も一緒です。
大工さんや、経験の浅い現場監督さんに関しても、「言わなくても判るよね?」等と調整などに関しては過度な期待はせず、疑問に思ったことや言いたいことはすぐに確認したほうがよいですよ。
その代わり実作業についてはプロなので、技術的な部分を信用したいところです。
何はともあれ、ひとまず工事が無事終わり良かったです!
今回の一番の被害者は鉄子と息子君ですね。
約2日拘束されて本当お疲れ様でした。
関〇工の方はこれを教訓に、もし同じようなことがあったら被害者への連絡は事実のみを正確に伝えた方がいいですよ!あと、連絡先や調整したことを正確に相手に伝える事。
そして被害者に3歳位までの小さい子供がいたら、100均のおもちゃでもいいのでプレゼントしてみてください。それだけで結構印象違いますよ。(笑)
関〇工の方々もお疲れ様でした。色々ありましたが、御社は日本の電気設備などのインフラを支えて頂いている企業であり、関〇工の方々は素晴らしいお仕事をされていると思います。
鉄子が後日近所で関電工の方々と再度会った時に、
「この間はご迷惑をお掛け致しました」
と改めておっしゃっていただいたそうで、対応した方々もけして悪気があったわけではないというのはよく判りました。
危険を伴う業務だと思いますが、今後ともお仕事頑張って頂ければと思います。